9月24日からスタートした一般戦、ボートレース唐津のマンスリーBOATRACE杯。5日間の熱戦も本日が最終日、12Rの優勝戦でマンスリーBOATRACE杯の優勝者が決定する。昨日の準優勝戦、10Rは坂井が1コースからトップスタートを切って逃げ切り。続く11Rは、3コースから永井の捲り差しが決まり1着、ラストの12Rは守田がトップスタートで逃げ切った。最終の12Rを勝った守田が、得点率トップとなり、優勝戦の1号艇を手にした。
ボートレース唐津の競走水面は、陸風・海風の影響を強く受け、1日のうちでも変化することが多い。水質は淡水、広い競走水面なので1マークの攻防が見物となる。1コースの勝率は53.7%と全国平均と同じぐらいで、インコース優位の競走水面といえる。
熾烈な予選競走を突破し、準優勝戦を勝ち上がった精鋭6名。ファイナルバトルの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 守田 俊介(滋賀)
2号艇 坂井 康嗣(佐賀)
3号艇 永井 源(愛知)
4号艇 渡邉 英児(静岡)
5号艇 服部 剛(静岡)
6号艇 原 豊士(静岡)
中堅クラスのモーター37号機のパワーを引き出し、今節はオール2連対の活躍を見せる1号艇の守田。水をつかんでいるし自分が好きな足と本人がいうように、出足・伸び足に関しても良いもの持っている。1コースは2戦2勝、優勝戦も先マイからのイン逃げに期待する。
相手は好モーター34号機を操る2号艇の坂井、現在3連勝とリズムも良い。34号機なら2マークでの逆転も狙えるので、1マークは渾身の差しハンドルで守田を追い掛ける。3番手は4号艇の渡邉、モーター31号機は伸び型らしく、1コースのよりもカドがダッシュを利かせる方が生きるタイプ。準優勝戦では差されたが、一発逆転が狙えるのは4号艇の渡邉だろう。穴は5号艇の服部、カドの渡邉が攻めてくれればチャンスが広がる。